大衆革新・創業は「中高速」を維持する新たな原動力だ。消費拡大の需要から見ると、大衆革新・創業の促進は、市場の需要を中心とする創業環境の形成を加速する。これは創業者が個性的で多様な消費の需要を満たす高品質のニッチ商品を製造し、産業の「ロングテール」に埋蔵されている金鉱を掘り当て、新たな消費の潜在力を十分に刺激し引き出す一助となる。投資拡大の需要から見ると、大衆革新・創業は民間資本を新技術・新製品・新業態・新ビジネスモデルに向け、新たな投資の余地を切り開き続け、投融資の手段を変え、経済の中高速成長を維持する。
大衆革新・創業は「ミドル・ハイエンド」にまい進するための新たなルートでもある。大衆革新・創業は、インターネットやスマート製造などの新興産業、および伝統産業・新興産業の融合において無数の草創期の企業を育成し、新たな産業の形態を生み、新たな経済成長源を育むことができる。また伝統産業のモデルチェンジ・アップグレードをけん引する一方で、草創期の企業をふるいにかけ堂々たる科学技術の「小さな巨人」に成長させ、産業構造をミドル・ハイエンドに邁進させる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年6月11日