年に1度開催される全国商務工作会議が昨年末の29日に北京で閉幕した。商務部の高虎城部長は、2015年は「海外経済貿易協力区・イノベーションプロジェクト」を大きく推進していくと表明した。中国はここ数年の間に世界の50ヶ国に118ヶ所の経済貿易協力区を設立してきたが、そのうち中国の「陸と海のシルクロード」プロジェクトに関わる協力区は23ヶ国・77ヶ所に上る。今後、これらの協力区は、中国の海外投資協力の場として、また同プロジェクトのルートをつないでいくポイントとして大きな役割を果たしていくことになる。
▼「陸のルート」に35、「海のルート」に42▼
「陸と海のシルクロード」は正式には「新シルクロード経済帯」と「21世紀の海のシルクロード」といい、古代のシルクロードになぞらえて、沿線国家との経済協力パートナーシップを積極的に発展させ、政治・経済・文化面での利益・運命・責任共同体を作ろうというものである。商務部合作司の方蔚副司長によると、「陸と海のシルクロードは東アジア、東南アジア、南アジア、中央アジア、欧州南部、アフリカ東部の広大な地域を1つにつなぐもので、関係国は40ヶ国以上に及ぶ」「同プロジェクトには77ヶ所の経済貿易協力区が関係することになるが、その内訳は、陸上ルートにあるのが35ヶ所、海上ルートの沿岸国にあるのが42ヶ所」「陸上の35ヶ所は、カザフスタン、キリギスタン、ウズベキスタン、ロシア、ベラルーシ、ハンガリー、ルーマニア、セルビアなどに広がる」「海上の42ヶ所はさらに広い範囲に及び、東南アジアではラオス、ミャンマー、カンボジア、タイ、マレーシア、インドネシアにあり、南アジアではパキスタン、インド、スリランカにある」「アフリカではエジプト、エチオピア、ザンビア、ナイジェリア、タンザニア、モザンビークにある。これらは陸と海のシルクロードをつなぐ重要なポイントであり、多くの中国企業が海外の経済をサポートすることになる」としている。
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