▼中国の設備と技術が欧州へ▼
今回の新輸送路構想が進捗した背景には、李首相の周到な外交日程と着実な準備作業があった。 李首相は昨年11月にルーマニアで開催された第2回中国・中東欧国家首脳会議において、ハンガリーとセルビアの両国と鉄道網を整備することで合意しており、今年6月にはギリシャを訪れた際、同国のサマラス首相と今回の埠頭の拡張工事や船舶の手配などにおける両国企業の協力体制について話し合っている。
同首相はこれらを踏まえた上で、今年12月にセルビアを訪問した際に、セルビア、ハンガリー、マケドニアの3国と「中欧陸海連絡輸送路」やハンガリー・セルビア鉄道とピレウス港の一体化について合意した。
これらの新ルートの意義は、海上輸送時間が大幅に短縮されることだけでなく、ギリシャやマケドニア、セルビア、ハンガリーなどの国が貨物を直接欧州の中心部に送れることである。つまり欧州の南に入り口から欧州の真ん中のハンガリーの首都ブダペストまでが一本でつながれることである。 李首相は、3国の首相との共同会見で「『中欧陸海連絡輸送路』は昨年のハンガリー・セルビア鉄道をより深化・発展させたものである。同輸送路が完成すれば、中国と欧州の輸出入の時間がより速くなる。また中国の設備や技術も欧州市場に入るチャンスがより大きくなる」と語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年6月16日
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