65歳と言えば、老後の生活を楽しむはずの歳にも関わらず、日本の高齢者の多くはその年で再就職する。北京商報が伝えた。
日本の総務省が発表したデータによると、65-69歳の高齢者の就職率は1975年以来21年ぶりに40%を突破し、40.7%に達したという。そのうち、男性の就職率は16年ぶりに50%を超え51%に達し、女性の就職率も初めて30%を超え、31%に達した。65-69歳の労働者の数は前年度に比べ、10%増の374万人となった。この数は10年で約50%増えた。
このほど発表されたデータによると、日本の65歳以上の人口は総人口の26%を占める3300万人となり、14歳以下の人口の2倍を超え、1950年以来の最高を記録した。日本の高齢化問題はますます深刻になっている。
大手企業の多くは基本的に60歳定年制を導入しているが、再雇用制度で雇用継続を希望する社員は、65歳まで働くことができる。日本では65歳より国民年金を受け取ることができるが、日本の景気低迷が原因で、近年は年金の受給額がほとんど上がっておらず、高齢者の定年後の生活の質に大きく影響している。