田端副会長はまた、「在中日系企業は労働コスト上昇圧力に直面しているが、絶対多数の企業は中国撤退を考えていない。彼らは輸出から国内販売への切り替えや、他のコストの削減、儲けの出る部門での利益改善などの戦略に切り替え、中国市場に適応している。46.5%の日系企業が中国で業務拡大を検討しているが、これらの多くが中国市場販売型企業だ。彼らは中国市場のポテンシャルに高い評価をしており、今後も投資を続け、中国市場開拓に力を尽くすだろう」と述べた。
日中韓自由貿易協定の早期締結を切望 中韓で自由貿易協定が締結される。これに対する在中日系企業の見方について質問された田端氏は、「日中韓自由貿易協定が現在交渉中であり、我々はその早期締結を切望している」と回答した。