「中国債券発展フォーラム2015」が6月17日、北京で開催された。同フォーラムは、第12次5か年計画における債権市場を総括し、第13次5か年計画における債券市場発展の方向性を展望するのがテーマ。業界の研究者や債券発行者、証券会社、投資機関などが一堂に会し、中国債券市場における債券商品の革新やリスクヘッジなどに関し深く検討された。元国家発展改革委員会副主任で中国国際経済交流センターの常務副理事長である張暁強氏が冒頭で祝辞を述べた。中国経済導報社社長で中国発展ネットワーク総裁の王平生氏を始め、企業の指導者が出席した。中国経済導報社副社長の周昌恩氏がフォーラムの司会を務めた。
張暁強氏は「近年来、国家は重要プロジェクトに対する指導管理を強めている。これは企業再建の発展に大いに寄与している。今年は改革の全面深化にとって重要な年だ。また第12次5か年計画の最後の年でもある。穏やかな進歩を堅持し、経済発展の質や効率を高めることを重点に置き、債券発行を含む資本市場の改革とイノベーションを推進し、第13次5か年計画でも引き続き健康的発展をしていくための基礎固めになる年だ」と述べた。