中国の高速鉄道、「省エネの神器」と呼ばれるけん引技術を採用  

中国の高速鉄道、「省エネの神器」と呼ばれるけん引技術を採用  。

タグ: 中国の高速鉄道 省エネの神器 けん引技術

発信時間: 2015-06-24 16:36:34 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

馮氏は、「参考可能な資料がなく、開発や実験に用いる関連設備も不足していた。当社は石橋を叩いて川を渡るしかなかった。多くのデータは、原始的で愚かな手段に頼らざるを得なかった。例えば電動機の加熱試験をやるとなると5−6時間かかり、温度制御データを取るため人員がその全過程を記録しなければならなかった。このようにして、徐々に蓄積していった」と振り返った。

 同社の首席設計専門家の李益豊氏は、『中国経済週刊』に対して、「瀋陽地下鉄で使用されている永久磁石同期電動機の出力は190kWだが、時速500キロの高速列車の出力は690kWに達し、かつ高速運転を維持する。これはけん引システムの安定性や信頼性などにとって、大きな課題となる。電動機の設計は、衡山を登り終えてからエベレストを登頂するようなものだ」と話した。

 

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年6月24日

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