中国の国家発展改革委員会(発改委)の李朴民秘書長が先ほど開かれた記者会見で発表した情報によると、国家発改委は都市レール交通、現代物流、新興産業、製造業の核心的競争力の強化という、4つの大規模総合プロジェクトを近く実施する。そのうち都市レール交通は大規模な投資となり、レール交通設備製造業の発展を促すほか、都市部の雇用を促進し、経済を力強くけん引することになる。
地下鉄1キロ当たり、60人分の雇用を創出できるとされる。都市に1本の地下鉄を建設することで、約2000人規模の大企業相当の雇用が創出されることになる。今年の年末までに、中国の都市レール交通運行距離は約3500キロに達する見通しだ。第13次五カ年改革期間(2016−2020年)にさらに2000キロ以上の地下鉄が追加されば、十数万人分の雇用が創出される。