「一帯一路」沿線諸国の輸出の伸びが顕著
黄頌平氏は、今年上半期の中国と「一帯一路」の沿線諸国の輸出入額は3兆元弱で、これは中国の貿易総額の4分の1を占めると指摘。とりわけ輸出が良好で、すでに基本的な事実と化している。バングラデシュ、パキスタン、イスラエル、サウジアラビア、エジプトなど「一帯一路」の沿線諸国への輸出は2桁の成長率となっており、中国と「一帯一路」の沿線諸国との経済貿易協力の歩みは加速を続けている。
黄頌平氏は、今後は中国が推進する「一帯一路」戦略を基礎としながら、国際間税関の協力を深め、税関とビジネス界との協力を深めることで、地域の連携や貿易の連携を推進させたいとした。貿易の簡便化を推進し、地域経済成長の質を高めることで、グローバル経済と世界経済の繁栄に新しい活力を注入したいと述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年7月14日