いつの世の人々も、富豪にスポットライトを当てようとする。フォーブス(中国語版)とAIAグループはこのほど、「2015中国高所得層生命保険市場白書」を発表した。同白書によると、1000万元以上の投資可能資産を持つ中国の高所得者は、年末までに112万人に達する見通しだ。そのうち、30−49歳の年齢層に過半数が集中する。青年・中年は高所得層の支柱になっており、中国の富の流れる方向を変えている。
同白書は、フォーブス(中国語版)の中国投資可能資産分布模型、高所得層を通じた2つの調査により、中国大陸部の個人による投資可能資産総額、その各年齢層の分布状況をまとめた。
昨年末の中国の個人による投資可能資産総額は約106兆2000億元に達した。2011年からの3年間で33兆1000億元増加し、年間平均で13.3%増となった。