経済学者、ロシア科学アカデミー米国カナダ研究所対外経済研究センター長のミハイル氏は、「米国の国内総生産は戦後、世界の45%に達したが、現在は20%のみだ。米ドルは現在、世界の準備通貨の3分の2を占めている。人民元は今後10年をかけ、世界の主要な準備通貨になる。IMFは今秋、人民元を国際準備資産であるSDR(特別引出権)の構成通貨に採用する可能性が高い」と指摘した。
SDRの現在の構成通貨は、米ドル、ユーロ、円、ポンドの4種類。今後これに人民元が追加されることになる。中国は自国の通貨を普及させており、24カ国と人民元建ての決済を行っている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年7月27日