中国証券監督管理委員会は直ちに、国家の資金が市場から撤退していないと表明した。これは管理層が市場安定化に取り組んでいることを意味し、市場をなだめた。しかし、投機的な資金が短期間内に利益を確保して市場から撤退する観測が強まるなか、新規資金の流入がペースダウンすることは、市場の動揺をもたらすだけだ。
匯豊晋信基金管理有限公司の投資担当者の曹慶氏は、「市場は再び暴落に見舞われているが、管理層の強気相場維持に向けた姿勢は毅然たるもので、これまでの株買い支え資金が市場から撤退することは今のところありえない。これらはみな、市場安定化の重要な要素だ。ゆえに下落は短期的な現象に過ぎず、下落を続ける要因は見当たらない」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年7月28日