胡潤研究院は近ごろ、「2015年胡潤浙江地域資産レポート」を発表した。浙江地域で1千万元以上の試算を持つ富裕層は14.6万人だった。浙江省の380人に1人が千万富豪となる計算だ。アリババのジャック・マーを筆頭に、20億元を超える大富豪は193人。彼らが従事する分野で最も多かったのが製造業だった。
レポートによると、浙江地域の富豪数は全国で4位。うち600万元の資産を持つ富豪は41万人で全国の13%を占める。千万富豪は14.6万人で全国の12%を占める。資産1億以上、5億以上の大富豪は、それぞれ8790人と2004人で、全国の11%を占める。
「浙江商人はビジネスがうまい。浙江の人口は全国の4%に過ぎないが、富豪は15%に上る。ランキングでも上位が多く、数も多い」とレポートは記している。浙江地域の富豪が従事する分野で最も多いのが製造業で、浙江地域の富豪全体の38.8%を占めた。上位100位の富豪のうち製造業に従事する人は23.1%を占め、不動産業と服飾業がそれに続いた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年7月28日