国有企業改革、トップダウン設計案が近く発表 合併再編が新たな段階に

国有企業改革、トップダウン設計案が近く発表 合併再編が新たな段階に。

タグ: 国有企業改革

発信時間: 2015-08-12 15:43:19 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

国有企業改革に関する中国政府のトップダウン設計案が国務院で正式承認され、近く発表される見通しだ。「経済参考報」が権威筋からの情報として伝えた。

国有企業改革の重点の1つは、国有企業の分類と、分類に基づく監督管理だ。中国企業研究院の李錦向首席研究員によると、国有企業は「公益型」と「市場競争型」に分類するのがほぼ共通認識になっている。次の段階は、市場化の原則に則ったうえで、◇産業の安全保障を前提に混合所有制改革を深化、なかでも市場競争型国有企業について民間資本の受け入れを一段と進める。◇国内市場での合併再編を加速するとともに、海外進出も推進する。――などが改革の重点になる見通しだ。

このほか、現代的管理制度の構築、従業員持ち株制度の拡大、全体上場の推進、国有資産証券化率の引き上げ、国際競争力の向上など、国有企業の内部改革も深化する見込みだ。

専門家は、トップダウン設計案が発表されれば、国有企業改革の目標や手順、方向性、重点がすべて明らかになり、下半期は実体経済発展のが重要課題になると指摘。国有企業もまた実体経済の成長に重要な役割を果たすため、国有企業改革は下半期に急速な進展が期待できるとみている。

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