中国工業・情報化部(工信部)の毛偉明副部長は先ごろ、ロボット産業の「十三五計画」が今年10月末までに完成する予定だと述べた。
インターネットの「十三五計画」策定作業も進行中で、今年の第3四半期(7-9月)に草案が完成、関連部門の審査などを経て、年内に正式発表される見通しだ。業界関係者は同計画について、情報インフラの整備やインターネット業界の成長確保、その他の産業との融合推進などが焦点になるとみている。
市場関係者は、「十三五計画」期の情報インフラ整備に関する投資額は2兆元の大台を突破すると予想。専門家のまとめによると、高速ブロードバンド、4Gネットワーク、IPv6ネットワーク、クラウドコンピューティングセンターなどの情報インフラ整備が重要目標になるもようだ。
家電産業の「十三五計画」指導意見の草案も策定中で、年内にも正式発表の見込み。業界関係者によると、「十三五計画」期に家電企業はビッグデーター、クラウドコンピューティングなどの分野で研究開発を進め、家電業界ではインターネット普及に伴い「スマート化戦略、スマート製品の製造、スマート化に向けたモデル転換」などのトレンドが強まる見通しだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年8月14日