同意見はまた、観光投資促進計画の実施、観光消費市場の開拓の規範化を行った。これにはマイカー・キャンピングカーを使用できるキャンプ場の整備、客船観光業の発展の促進、ヨットツアーの大衆消費市場の育成・発展、特色ある観光都市の大々的な発展、レジャー観光商品の大々的な開発、観光設備製造業の大々的な発展、「インターネット+観光」の積極的な発展という7つの具体的な措置が含まれる。
観光投資の大々的な推進は、今後の観光業の発展の重点になりそうだ。国家の関連文書はこれまで、観光を消費の新たな成長源としていた。今回の同意見は、観光投資・消費を一つにした。業界関係者は、これは中国の観光発展の特徴、直面している主な問題によって決められたと判断した。中国の観光業は需給バランスが乱れており、需要に供給が追いつかないという現状がある。観光インフラの投資が不足し、これまでの負債が膨らみ、観光発展の需要を満たしていない。観光投資の高度成長は、国民により多くの観光商品を供給し、急増する観光の需要を満たすと同時に、観光業の高度発展を共に促進する。オンライン旅行・外出などの観光の新業態は、旅行の利便性を高める。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年8月14日