北京師範大学芸術・メディア学院の周星則教授は「以前の人たちは今の若者は未熟だといつも感じているが、事実として以前、彼らに与えてきたのは彼らの未熟や騒がしさに近い作品だった。良い映画は『若い観客を楽しませるものであり、同時に彼らの内面にある良心や世界への希望を引き出す』ものだ」と話す。周教授は「今年の夏季映画期間は、観客は素直にチケットを購入し始め、制作チームは観客が感動するよう注意深く制作しており、観客が自ら進んで国産映画を見るために映画館へ足を運ぶようになったという喜ばしい現象が見られた。この中で、映画製作は進歩の過程にあり、若い観客も成長過程であるということが見て取れる」と話す。(編集JK)
「人民網日本語版」2015年8月17日