中米(国際)ロボティクスチャレンジの主催者は、米国のロボコン「FRC(FIRST Robotics Competition)」を導入する。本大会では、ゴミ回収ロボットの競技が展開される。
主催者側の担当者によると、FRCは1992年に米国で始まった、世界の高校生によるトップクラスのロボコンだ。同コンテストは14−18歳の学生を対象とし、エンジニア・研究者の仕事と生活の楽しさと有益性を伝えることを目的とする。各チームはルールの翻訳、ロボットの製造、プログラミングなどのほか、メディア・動画・ネットワーク・広報・経済(資金計画やブランドデザイン)などの手段を通じて、自らのブランドを宣伝する。同コンテストは学生に対して一定の科学知識と製造能力を求めるほか、彼らのチームワーク、経営、宣伝・PRなどの能力を試す。
主催者側の担当者は、「このコンテストを中国に導入し、世界の強豪チームを中国に招くことで、中国人学生との交流、同じ舞台での競技が可能となる。これにより中国チームの問題処理能力を高めると同時に、中国人学生のメイカーの育成を積極的に推進することができる」と指摘した。