2015両岸四地(中国大陸部・香港・マカオ・台湾)ロボット共同革新フォーラムが、8月17日に深セン市で開かれた。両岸四地のロボット業界の専門家が「両岸四地ロボット共同革新センターの発起設立の提案書」を読み上げ、署名した。同センターの設立によって、企業・業界に実質的な技術サポートを提供し、両岸四地のロボット技術・産業の産学研連携および革新を促すことが目的だ。
中国科学技術協会の張勤副主席は、「両岸四地がロボット業界に焦点を絞り共同革新することは、画期的な取り組みだ。香港・マカオ・台湾は大陸部の科学技術の人材・技術・資金・市場を利用し、大陸部も香港・マカオ・台湾の国際協力の幅広いルートを活用できる。中国が苦手とする分野、重要技術、コア部品の進展を目指す」と話した。
両岸四地ロボット共同革新センターは両岸四地の有名な専門家・学者が共同発起し、深セン市のスマートロボット研究院、産学研連携促進会、両岸四地共同革新連盟大陸部業務ステーション、深セン市政府科技革新委員会、深セン市科学義工連合会が設立準備を担当する。同センターは一時的に、深セン市スマートロボット研究院内に設置される。