国家発展改革委員会の副主任である寧吉喆氏は1日、国務院新聞弁公室で行われたブリーフィングで、中国経済は合理的な範囲で推移しており、安定した全体状況は基本的に変わっていないと述べた。
寧吉喆氏は、7月の中国の輸出、投資、工業などの分野で成長が減速しているものの、全体経済は正常な揺れ幅の範囲内にあるとした上で、減速には外部環境や季節的要因の影響があったとの見方を示した。
「輸出減少の主因は、先進国の経済成長鈍化が中国の輸出を減少させ、多くの新興国の経済成長が伸び悩んだことにあり、昨年同期比の数値にやや大きな影響を与えた。現在の状況を見ると、8月の輸出データは改善が見られる」と同氏は述べた。