在デュッセルドルフ中国総領事館から得られた情報によると、ドイツ連邦鉄道は中国の武漢市と友好都市であるデュースブルク市で今月11日、ルール地方を走る客車の命名記念式典を開き、「中国武漢号(wuhan China)」と命名した。式典後、「中国武漢号」はさっそく初運行を開始した。長江日報が伝えた。
「中国武漢号」の車両は真新しく、中国で縁起が良いとされる真っ赤な車両となっている。「wuhan China」の名前がはっきりとデザインされており、その横には濃い赤地に白抜きの篆書体で「漢」の文字がデザインされている。車窓の下にはドイツ語で「ルール地方都市間鉄道」を意味する「Bahn Rhein-Ruhr」の文字が書かれている。
記念式典はデュースブルク中央駅9番ホームで行われた。式典に出席したドイツ連邦鉄道ルール地方鉄道局の責任者は、「ドイツの鉄道史上、外国の都市名で客車が命名されたのはこれが初めて。中国と欧州をつなぐ鉄道など国際鉄道輸送の運営に参加する中で、ドイツ連邦鉄道は中国との協力を強めており、中国都市名の命名が今後ドイツと中国の友好協力の上でより大きな役割を発揮してくれることを願う」と挨拶した。