(七)資金面の協力を強化する。中国が提供する融資や、アジアインフラ投資銀行(AIIB)、シルクロード基金、ユーラシア経済協力基金を活用し、投資プロジェクトでの協力強化について各国が合意。また、金融リストの抑制向けて、通貨スワップ、現地通貨決済を導入する。
(八)税関の協力関係を深める。関税評価、価格監督・管理などの面で情報交換を強化。健全な貿易環境を確保する。
(九)オブザーバー国や対話パートナー国による地域協力への参加を幅広く受け入れる。
商務部の高虎城・部長は会議の記者会見で、「中国は上海協力機構の創設者、推進者、参加者として、首脳サミット、首相会議で得られた成果の実現に向けて各加盟国と協力し、ともに歩んできた。地域経済協力の発展目標を定め、協力体制を築き、貿易、投資などの面で大きな進展があった。足元では世界経済の回復が難航し、各国の経済に下押し圧力がかかっている。こうしたなか、中国は各国と連携を深め、経済成長と地域協力の強化を推進する」と発言した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年9月17日