▽専門家の見方:携帯発売はブランド普及が重点
北京志起未来営銷諮詢集団の李志起会長は、「ペプシの携帯発売と製品の普及との間にとりわけ大きな結びつきがあるわけではない。より重要なことはペプシブランドの普及だ。こうしたモデルはペプシが10数年前に中国でうち出した『ペプシスポーツ』プロジェクトと同工異曲だ」と話す。
李会長は、「今回のようなブランドのライセンス協力は実はペプシのブランド経営モデルそのものだ。コーラを売るのは製品の経営であり、協力を通じてブランドの営業販売を強化し、ブランド価値を高める。ペプシには社内にブランドライセンスを専門に手がかける部署がある。ペプシスポーツは成功した。今回の携帯電話発売でも同じように、ターゲットを1985年以降や90年代に生まれた若い人たちとし、多様な製品を通じて、新たな消費層を呼び込み、ペプシブランドの存在感を際だたせることを目指す」と説明する。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年10月14日