『経済日報』は14日、「発展への探求:基盤を固め 前進力を強化」を表題とする“輝かしい第12次5カ年計画”連載シリーズを掲載した。「十二五(第12次5カ年計画、2011~2015年)」期の5年間で、中国経済は凄まじい発展を成し遂げ、並々ならぬ成果を収めている。世界屈指の経済成長率を維持すると同時に、産業構造の合理化が進み、世界トップレベルの総合国力の維持をも実現した。中国の指導者が国政運営にあたって、「発展」を最重要課題に据え、改革の深化、開放の拡大を堅持し、経済・社会発展の全過程、全分野において成長モデルの転換を追い求め続けたからこそ、こうした成果が生み出された。
11~14年の4年間で、中国のGDP(国民総生産)成長率は年平均で8%に上り、GDP増加額は63兆元に達した。ほかの国・地域を大きくリード。生産要素の投入、需要、供給の構造も合理化が進み、ミドル・ハイエンドの水準へまい進している。2014年のGDP成長率に対し、科学技術の進歩による寄与率は53.1%、消費は51.2%、サービスは48.9%に向上。モデル転換とレベルアップが進むなかで、国民の一人ひとりが発展の成果を実感。高速鉄道がその1例だ。11年時点で高速鉄道の営業総延長は5000キロメートルあまりだったが、今年8月には1万8000キロメートルに達している。運行速度と整備ペースがともに加速する高速鉄道が、国民により便利で快適な生活をもたらしている。