中国の税関総署の黄頌平報道官は14日、中国国務院新聞弁公室が開いた記者会見で、2015年1~9月の輸出入状況を発表した。
税関総署の統計によると、2015年1~9月の中国の輸出入総額は前年同期比7.9%減の17兆8700億元だった。うち輸出は同1.8%減の10兆2400億元、輸入は同15.1%減の7兆6300億元で、貿易黒字は2兆6100億元に同82.1%増加した。
日本との貿易について黄報道官は、1~9月の中日貿易額が前年同期比11%減の1兆2700億元で、全体に占める割合が7.1%となったことを明らかにした。現時点で、日本は中国にとって第5の貿易相手国になると説明。中日貿易額のうち、日本への輸出は9.5%減の6186億1000万元、日本からの輸入は12.3%減の6554億8000万元、貿易赤字は368億7000万元に42.3%減少したとしている。