中国外交部の発表によると、習主席の訪英で両国は経済分野の協力を強化し、調印する契約は巨額に上る見通し。両国関係は「黄金時代」を迎えている。これは英国政府が切に望んでいることだ。12年にキャメロン首相がダライ・ラマ氏と会談したことが中国の反発を招いたが、それ以降は英国政府が中国に歩調を合わせる行動が目立っている。
先陣を切るとは英国のオズボーン財務相だ。オズボーンは、「未来の中国は世界経済の中心になる。英国は中国の台頭を歓迎するだけでなく、西側諸国で一番の良きパートナとなるべきだ」と発言。インフラ整備をはじめ、英国は中国からの投資を期待している。中国に追従する姿勢も、顕著になりつつある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年10月16日