中国人民銀行(中央銀行)は21日、英イングランド銀行(中央銀行)と20日に二国間通貨スワップ協定を更新し、規模を2000億元(200億ポンド)から3500億元(350億ポンド)に拡大することで合意したと発表。
人民銀によれば、今回の協議では期間を3年間更新したが、双方が合意すれば延長可能。通貨スワップ協定の更新と規模拡大は、中国と英国の中央銀行が金融分野での協力を一段と深めたことの表れだとしている。
人民銀の関係者は、通貨スワップ協定の更新と規模拡大はロンドンの人民元市場の流動性拡大につながると指摘。現地の人民元資産取引、資産管理などの分野における業務の発展を促し、貿易と投資の利便性向上にもプラスに働くとしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年10月22日