英国にとって、「1ベルト、1ロード」建設に参与することは、中英両国の開発戦略の連結に有益となる以外に、第三者市場の共同開発という面でも、極めて重要な意義を備えている。
国際関係学が専門の中国人民大学・王義桅教授は、以下の通り指摘した。
「1ベルト、1ロード」沿線国家の多くは、かつての英国植民地だった。英国に近い金融・司法体系を採用している。中英両国の協力は、第三国の政策コミュニケーションに有利となり、双方の技術・資金・生産力などの優位性を統合し、第三者市場を共同開発することで、互恵・ウィンウィンが実現するであろう。これは、シルクロードの開放・協力・包括・ウィンウィンの精神を体現するだけではなく、経済グローバル化の新たなモデルを切り開くことにもなる。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年10月22日