また、中国経済の構造転換で、経済成長のけん引役はこれまでの工業からサービス業へシフトし、サービス業が主導する「新常態」(ニューノーマル)を形成する。喜ばしいことに、この分野で日本は非常に高い競争力を持つ。中国が進めている構造転換に日本企業も参加することを期待している。中国での市場開拓は、今後はサービス業を主眼に置くべきだ。これまでの30年間、日本の対中投資は「消費型」、「市場型」とも言えるが、今後は「サービス型」に転換することを提案する。健康産業、高齢者向けサービス産業、小売業、流通業がその良いモデルになる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年10月24日