中国南方航空公司(南航)は25日、東京国際空港(羽田空港)と広州白雲国際空港を結ぶ新路線の運航を正式に開始した。南航にとって羽田発着便の就航は初めて。25日に羽田空港で就航式典が行われた。
新設の羽田~広州線は1日2往復。羽田発・広州行きの2便はそれぞれ日本時間の10時45分、15時05分に出発。広州発・羽田行きは北京時間の8時55分、14時35分に出発する。10時45分羽田発の便は26日、ほかはいずれも25日から運行を始めた。
南航日本分公司の呉国翔・社長は就航式典で、「羽田空港は日本最大の空港。東京都心や横浜市内に近く、交通アクセスの利便性が高い。南航はここ10年、羽田発着便の就航を望んできた。中日関係の改善、日本が国策と位置付けている『観光立国』の推進を背景に、中日航空業界をはじめ、各界の関係者が努力を重ねた結果、南航の羽田~広州線の就航が実現した」と語った。