中国経済が発展するなか、南航も急成長を成し遂げている。呉社長によると、10年前の南航は、航空機保有機数が200機にも満たない中規模の航空会社だった。一方、いまは保有機数600機、年間旅客者数延べ1億人以上を誇るアジア最大規模の航空会社に成長。国内外で約200カ所の運行拠点を構え、安全飛行時間が1000万時間を超えている。
中国国家旅遊局日本代表処の張西竜・主任はあいさつで、「南航は中国を代表する航空会社の1つ。羽田~広州線は、日本の首都である東京と、中国でもっとも経済活動が活発な珠江デルタ地域を空で結び、その就航で経済、観光、文化など中日両国間の交流が一層深まることを期待する」と述べた。東京国際空港の鈴木昌智・空港長、東京国際空港ターミナル株式会社の土井勝二・社長も25日の式典に出席した。
このほか、南航が運行する成田~長沙線は26日、成田~武漢線、成田~ハルビン線は27日に就航することになっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年10月27日