「第13次5カ年計画」、中国の急速な先進国入りを後押しへ
「第13次5カ年計画」、中国の急速な先進国入りを後押しへ。 中国政府の産業政策部門に詳しい専門家はこのほど、「第13次5カ年計画（2016～2020年）」の内容がハイエンド装備産業や「中国製造2025」戦略を重視するとの見方を示した…
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発信時間： 2015-10-29 15:26:12 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
メディアの報道によると、中国政府の産業政策部門に詳しい専門家はこのほど、「第13次5カ年計画（2016～2020年）」の内容がハイエンド装備産業や「中国製造2025」戦略を重視するとの見方を示した。段階的にモデルチェンジを行い、まずは装備産業高度化の基盤が固められると予想。「第13次5カ年計画」の期間にハイエンド装備産業10種に力が注がれる見込みとしている。
経済評論家の張捷氏は、テレビ番組の中で、中国が発展途上国から先進国に成長する段階を迎えるが、先進国では実質的な産業の障壁が高いと述べた。誰もが参入すれば価格競争が生じ、労働者の所得を下げるため、国富の蓄積につながらないと分析。中国がハイエンド産業システムを確立できなければ、先進国の壁を越えられず、永遠に発展途上国にとどまることになるとの見方を示した。
張捷氏は、「第13次子カ年計画」の新常態（ニューノーマル）が、発展途上国から先進国へ徐々に成長する段階となるとみて、先進国の状態に適応する必要があると指摘した。「第13次5カ年計画」は非常に重要な段階で、この期間に自国産業を確立し、どのように中国製造業の真の競争力を生み出して参入障壁を打ち立てるかがポイントになると説明。その上で、労働力に頼る東南アジア諸国に差をつけることが大切な事になるとしている。
「中国網日本語版（チャイナネット）」2015年10月29日
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