今後の人民元レートの動向について、広発銀行外国為替取引担当の黄毅氏は月次分析レポートで、「短期的に、人民元対米ドルレートが1ドル=6.30~6.45元の間で推移する可能性が大きいが、テクニカル的には6.30を割ることもありうる」と話す。
現在、国際通貨基金(IMF)による国際準備資産SDR(特別引出権)通貨バスケットへの人民元採用に関する検討が最終段階を迎えており、人民元が採用される確率が高まっている。これも近頃の人民元レートの不確実要因であると見られる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年11月3日