環境保護をめぐって、市場には新たなチャンスが訪れている。
グリーン金融、官民パートナーシップ(PPP)、第三者による汚染対策といった制度作りの推進にともない、民間参入が加速し、向こう数年間にわたって環境産業の市場規模は大きく膨らむ。省エネ・環境保護分野の価格改革の加速も、環境産業の新たな原動力となる。巨大な市場をにらみ、社会資本が参入を速める動きはすでに顕著だ。環境関連企業による買収や再編はこのところ相次いでいる。今年に入ってから、世紀星源、天保重装など複数の企業が環境関連資産を買収。盛運環保と華融控股は30億元に上る基金を立ち上げ、廃棄物発電産業に投資する予定。桑徳環境、万邦達、東江環保などの企業は、清華大学の出資企業や、九鼎投資などと資本提携について合意した。こうした企業はいずれも環境産業での布陣を急いでいる。
第13次五カ年計画期間において、省エネ・環境産業は新たな成長のチャンスを迎える。省エネ・環境保護産業は中国の新たな成長エンジンになる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年11月4日