中国国務院常務会議、金利市場化改革の推進を確認

中国国務院常務会議、金利市場化改革の推進を確認。

タグ: 金利市場化改革

発信時間: 2015-11-05 15:02:58 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

(三)非理性的な価格設定に対する監督・管理を強化する。実情に応じて金融機関ごとに異なる預金準備率を適用するなど、金利設定への奨励・抑制体制を築く。金融業の自律性とリスク防止を強化する。リスクコントロールと管理・監督体制の確立は、金利市場化の推進にもつながる。

中国人民銀行(中央銀行)は10月23日、預金金利の上限規制を撤廃すると発表。中国の金利の市場化が新たな段階を迎えた。金利形成と調整メカニズムを確立し、中央銀行による市場金利の誘導体制を整えることが最重要課題となっている。

ただ、メカニズムの確立には時間を要する。交通銀行チーフエコノミストの連平氏はメディア取材に対し、「金利の市場化は段階的に推進する必要があり、体制構築の道はまだ長い。国務院常務会議の決定からも分かるように、構築過程において金融機関による金利設定に一定の制限が必要だ」と指摘した。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年11月5日

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