上海の復星集団も昨年、都内のオフィスビル2棟を取得した。観光客増加の需要を考慮し、現在はホテルを探しているという。
米不動産サービス会社ジョーンズ・ラング・ラサールによると、2015年の中国の海外不動産投資額は現時点で前年同期比50%増の156億米ドルに達している。この数字には住宅投資も含まれるが、公表されない取引もあるため、実際の数字はもっと大きい可能性があるという。
ジョーンズ・ラング・ラサールは、中国人による東京の物件への投資額は、ニューヨークやロンドン、シドニーに比べて依然として小さいと指摘。しかし今後数年で、その状況は変わる可能性があるとしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年11月6日