影響(2)4部屋タイプが主流に
現在、中国の不動産の間取りの主流は2部屋タイプと3部屋タイプだが、2人目の出産が全面的に解禁された後は、4部屋、5部屋タイプが主流となるだろう。不動産大手・中原地産のチーフィアナリスト・張大偉氏は「現在の家族構成から見ると、両親が1部屋、子供が1部屋、老人が1部屋で、3部屋タイプがニーズに合っている。しかし子供が2人になれば、3部屋では足りなくなる。子供が小さいうちは二段ベッドで何とかなるが、大きくなれば、性別が同じでもそれぞれの空間が必要になる。そうなれば、両親が1部屋、子供が1人1部屋、老人が1部屋となり、3世代同居なら4部屋が必要となる」と指摘する。