影響(3)経済的プレッシャーが出産意欲に影響
鏈家地産研究部の李巧玲氏は「2人目出産の解禁は人口増加に有利に働くが、全ての出産可能年齢の女性が2人目を欲しがるとは限らない。経済的・時間的な問題が出産意欲に大きく影響する。2人目出産によって経済コストだけでなく、機会コストや時間的コストもかかる。同じ条件ならば、経済的プレッシャーが少ないほど出産意欲は高く、仕事のプレッシャーが少なく、時間的余裕がある人ほど出産意欲は高い。地域別に見ると、住宅や扶養コストが高い一線都市、一部の二線都市では、三〜四線都市よりも2人目出産意欲が低い」と指摘する。