アジア再考-アジア太平洋経済連携に向けて

アジア再考-アジア太平洋経済連携に向けて。

タグ: アジア太平洋経済連携 APEC首脳会議 

発信時間: 2015-11-19 17:20:32 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日中経済協会北京事務所副所長 高見澤学

 

文=日中経済協会北京事務所副所長 高見澤学

APEC首脳会議開幕

11月16日午後、フィリピンの首都マニラにおいてアジア太平洋経済協力会議(APEC)閣僚会議が開幕し、翌17日に閣僚声明を採択して終了した。

11月17日のNHKの報道によると、閣僚声明では、今年10月に米国アトランタで開催された環太平洋パートナーシップ協定(TPP) 閣僚会議での大筋合意を踏まえて、域内の自由貿易協定を発展させることが盛り込まれたが、アジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)を巡ってはTPPとは明記せずに、「自由貿易協定交渉の最近の進展に留意する」との表現にとどめた形になっているという。

閣僚会議に続き、18日からは首脳会議が行われ、日本の安倍晋三首相、中国の習近平国家主席、米国のオバマ大統領などが出席している。 APECは環太平洋地域の多国間経済協力を進めるための枠組みの一つで、現在の参加国は21カ国・地域 が参加しており、人口、国内総生産(GDP)、貿易額では世界の約半分を占めている。1989年にオーストラリアのキャンベラで第1回APEC閣僚会議が開催されたのを皮切りに、1993年からはAPEC首脳会議が始まった。今回、マニラで開催されるAPEC閣僚会議は27回目、首脳会議は23回目となる。

 

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