「日本経済新聞」のウェブサイト記事によると、日本最大の家具チェーンであるニトリが先ごろ、中国に2つの子会社を設立すると発表した。
年内に資本金72億円で「似鳥(太倉)商貿物流公司」を設立し、来年12月に正式に運営を開始する。営業子会社である「似鳥(中国)有限公司」は来年6月に上海で設立する。
現在ニトリは、中国に5店舗を持つ。2020年に100店舗、2032年に1000店舗規模に成長させる目標だ。世界的には2032年までに3000店舗を目指す。
ニトリは価格優位性で急速に成長した日本の家具小売企業の大手だ。現在、日本国内に370店舗、海外は30店舗以上を持つ。しかし規模や知名度の面で、スウェーデンのIKEAに及ばない。ニトリは中国を海外発展の拠点と見なし、戦略子会社を設立。3000店舗の営業ネットワークを構築する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年12月6日