吉利自動車のCEOである李書福氏は12月2日、新浪「C+サミット」において講演し、「インターネット・プラスは自動車産業にとって、誰かが誰かを倒すという問題ではなく、誰かが誰かと融合するという問題だ」と語った。 同氏は、「インターネット+自動車」は5つの大きな特徴を持つべきだと述べる。それは「従来の自動車運転と全く異なる運転体験」、「無事故になるスマートな安全性」、「人と機械の意思疎通」、「インターネットによる多方面との接続」、「自動運転システム」である。
1.従来の自動車運転と全く異なる運転体験。運転者と同乗者の体験は、ありふれたものではならず、従来の自動車とは異なるものでなくてはならない。「車に乗ったとき、運転体験がとても楽しく、快適で、従来の自動車とは全く異なる気持ちのいい感覚。自由自在で、思いのままの感覚。運転体験を良くしなければならない」。
2.スマートな安全性。いわゆるスマートな安全性とは、自分で運転するにせよ、自動運転するにせよ、スマート化を通じて車両の安全性を確保することである。衝突を不可能にし、もちろん、人に傷害を与えることを不可能にしなければならない。
3.人と機械の意思疎通。人と自動車の相互交流は、運転中であれ停車中であれ、自分のやりたいことを自動車が理解し、コミュニケーションを快適にしなければならない。
4.インターネットによる多方面との接続。車が道路を走っているとき、他の車、道路、信号、出現するであろう通行人、飛び出してくるであろう動物など、交通に影響を与える様々なものに対し、多方面での対応能力を持たなければならない。
5.自動運転システム。「インターネット+自動車」製品は、この5つのどれも欠かすことはできない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年12月7日