「爆買い」される日本の便座、実は中国チーム研究開発に10年余り 

「爆買い」される日本の便座、実は中国チーム研究開発に10年余り 。

タグ: 爆買い 日本の便座 中国チーム研究開発

発信時間: 2015-12-09 17:47:26 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国ではどうして「爆買い」される便座が作れないのかと嘆息する人が少なくない。この問いに対し、松下電化住宅設備機器(杭州)有限公司の総経理である呉亮氏の回答は意外なものだった。同プロジェクトの管理チームと設計師には日本人スタッフもいた。その後、日本人スタッフは、日本の技術と製品は中国の水質に合わないため、日本に戻ったという。実は、2015年に世界で大流行した「爆買い」便座は、中国の技術スタッフが10年以上を掛けて研究開発したものだった。中心となる開発スタッフの平均年齢は35歳で、それぞれ龍泉、金華、杭州の出身である。典型的な理系男子だ。 

「爆買い」便座は、中国の技術と中国の原材料を使っている。そして中国の設計、中国の生産である。資本とブランドが日本のものにすぎない。ではこれがどうして中国の製品に属さないのか。どうして単なる「メードインチャイナ」に過ぎないのか。我々に反省すべきことはないのだろうか。 

記者は杭州松下工業パーク生産エリアに入ってみた。その規模は決して大きくないが、建物が整然と並んでいる。スマート便座とスマート炊飯器は、それぞれ7~8本の生産ラインで作られており、工員は300人余り。同社工場長の李建宏氏によると、便座の部品は大部分が浙江省周辺の工場で作られており、高品質の成型部品の50%以上が寧波で製造されている。安全性や技術性に対する要求が高度に高いキーデバイスだけが日本から輸入されている。最後に工場スタッフが組み立てを行う。

 

 

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