中国国務院の常務会議が9日に開かれ、「株式発行登録制度改革で中華人民共和国証券法の関連規定を調整活用する権限を国務院に付与することに関する決定(草案)」が承認され、全国人民代表大会常務委員会(全人代常委会)での審議・採択の段階に入った。
同草案によると、向こう2年以内に、上海証券取引所と深セン証券取引所に対し、株式公開発行登録制度の権限を付与する予定。全人代常委会での採択後に関連部門が規則を制定し、意見公募を経て実施する。合わせて、投資家の合法的権益保護の監督管理も強化する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年12月10日