このほか、11月に全国で分譲住宅の販売面積は前年同期比で8.6%増と、伸び率が10月を3.1ポイント上回った。販売額は20.2%増加し、伸び率が7.8ポイント上昇している。
国家統計局経済景気センターの潘建成・副主任は、中国経済が安定するなかで好転しつつあるという基調に変わりがないと指摘。「伸び率に変動はあるものの、経済発展の全体的な流れは変わっておらず、中国経済が失速する恐れはない。第4四半期に入ってから経済を下支えする要素は一層顕著になった。これまで講じた預金準備率の引き下げ、利下げ、減税といった支援策の効果は今後も徐々に表れてくる」との見方を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年12月14日