短期的にみると、人民元の通貨バスケット制への調整の効果はすでに表れている。単一通貨を参考にする相場制だと、各国の経済周期における位置づけの違いが大きく反映される。為替レート指数はこれを加重平均するもので、より全面的に通貨の価値の変化を反映できる。
中国経済の成長率は今、高速から中高速へとギアチェンジしたが、世界を見渡すと依然として高い水準に属する。また、中国はある程度の規模の貿易黒字を維持している。さらに、人民元が特別引出権(SDR)に採用された後、国外の主体が保有する人民元資産の規模が徐々に増加し、人民元相場を観察する新たなロジックが徐々に確立されつつある。最後に、中国の外貨準備は十分にあり、財政状況も良好で、金融体系も安定している。中長期的なファンダメンタルズを見ると、人民元相場は合理的かつバランスの取れた水準で基本的な安定を保つ条件を備えている。(編集SN)
「人民網日本語版」2015年12月16日
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