中国の鉄道車両大手・中国中車傘下の大連機車車両有限公司は17日、ウズベキスタン向け輸出のために「オーダーメード」した寒冷地用の電気機関車4両を納入したと発表した。大連機車は同国から11両の電気機関車を受注しており、今回の納入はその第1弾。
同社13年8月、大出力電気機関車3両をウズベキスタンに輸出。中国製電気機関車の海外輸出はこれが初めて。現時点で大連機車の製品はすでにニュージーランド、マレーシア、ナイジェリア、エチオピアなど複数の国・地域への進出を果たしている。
大連機車によると、今回納入した電気機関車は14年10月に受注したもの。同社は2度にわたってウズベキスタンと電気機関車の輸出契約を交わしており、あわせて22両を受注した。