今年9月に北京市で開かれた第7次中英経済・財政金融対話の終了後、中英双方は、上海証券取引所とロンドン証券取引所の相互接続に関するフィジビリティスタディを進める方針を示した。
10月に中英は「連合宣言」で、「滬倫通」のフィジビリティスタディを進めると正式に発表。中国側は、ロンドン証券取引所が人民元の国際化に積極関与することを歓迎する意向を示し、ロンドンで人民元オフショア市場の設立を引き続き進める方針を示した。英国側は、中国が海外初の人民元建てソブリン債をロンドンで発行することを受け入れたいとしている。
こうした背景のもと、中英双方は、上海証券取引所とロンドン証券取引所の相互接続に関するフィジビリティスタディを展開。これを通じ、中国証券市場を対外双方向に開放する壮大な計画が進むことになる。