中泰鉄道着工 李総理の「高速鉄道外交」に新展開

中泰鉄道着工 李総理の「高速鉄道外交」に新展開。

タグ: 中泰鉄道

発信時間: 2015-12-21 11:03:54 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国の王勇国務委員とタイのソムキット副首相は12月19日午後、中泰鉄道の定礎式に出席した。これは両国の実務的協力の模範プロジェクトの、正式な着工を意味する。中国の高速鉄道の「セールス」を続けてきた李克強総理にとって、同鉄道の正式な着工は、「高速鉄道外交」の新展開を意味する。

李総理とプラユット首相は2014年12月19日、中泰鉄道協力覚書の調印を見守った。

机上の計画から着工に移るまで、中泰鉄道は「好事魔多し」だったと言える。李総理は2013年10月12日にタイを訪問した際にも、中国の高速鉄道を自らアピールしていた。李総理は時のインラック首相と中国高速鉄道展に出席し、タイ議会で演説した際に、両国の高速鉄道協力プロジェクトの議決を国会議員に訴えた。

タイ議会で10年ぶりに演説した外国人首脳の李総理は英語で、「中国は積極的な態度を持つ。中国とタイの友好のために投票を」と述べた。

こうして両国の鉄道協力の深化に関する覚書がまとめられた。同計画によると、中国はノーンカーイとパーチーを結ぶ高速鉄道の建設に参与し、かつタイの農産物により一部費用を減額する意向を持つ。この協力モデルは、「高速鉄道とコメを交換」と呼ばれるようになった。

しかし同計画はタイの政治情勢の変化により、一時的に棚上げにされた。

李総理はアピールの手を緩めなかった。李総理は新たに就任したプラユット首相と外交の場で何度か顔を合わせたが、これは決して偶然ではない。報道に基づく一部統計データによると、李総理は総理就任後、外国の高官との会談もしくは電話の中で、少なくとも鉄道協力に92回言及している。うちタイの高官が4人と最も多く、少なくとも7回会談している。会談した回数が最も多いのはプラユット首相で、少なくとも4回に達する。

1   2    


TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで
 

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。