三亜鳳凰国際空港
中国海南省共産党委員会常務委員で三亜市共産党委員会書記を務める張琦氏は4日、三亜経済活動会議で、「一帯一路」の建設において三亜市が海上提携の重要な戦略拠点になると述べ、三亜市が臨空(空港近接)経済区と新空港の建設計画策定を加速していることを明らかにした。
また、面積28平方キロメートルの三亜臨空経済区と新空港が、中国が東南アジアに向かう国際ハブ空港となる上、千億元規模の産業パークとして、三亜市の発展を牽引するとの見通しを示している。
海南省の政府系メディアによると、劉賜貴省長は2015年12月に三亜市を視察した際、5年以内に新空港を建設し、「一帯一路」の玄関口としての機能発揮を求めた。
三亜市に既存の三亜鳳凰国際空港は1994年7月に開業し、1995年の航空旅客数が延べ25万6000人に上った。その後3度にわたる増改築を経て、ここ数年にわたる三亜市の観光業の急成長に寄与。航空旅客数も急増し、2015年は延べ1619万人と、2009年の2倍になった。