中国が受注したインドネシア初の高速鉄道が21日に本格的に着工した。完工は2018年になる見通し。英BBCが5日に伝えた。
時速250キロの同高速鉄道が開通すれば、140キロ離れた首都のジャカルタと3番目に大きい都市バンドンが結ばれ、通勤時間を35分に短縮することができる。片道の乗車料は16ドル前後。
インドネシア内閣事務長のPramono Anung氏は、「許可書手続きと関連法規の制定が大詰めを迎えており、関連の技術基準も設定中だ。こうした作業が完了し次第、工事に入る」と明らかにした。
中国とインドネシアは2015年10月16日、高速鉄道プロジェクト建設に関する契約書に調印した。中国初の海外受注の高速鉄道プロジェクトでもある。
日本も応札したことから、このプロジェクトには注目が集まっている。「フィナンシャルタイムズ」が2015年10月に伝えたところによると、日本は受注失敗に失望したという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年1月5日